NAHAマラソンとOKINAWAマラソンの比較


Ottawa Marathon | Derek Hatfield | Flickr

今回は沖縄で開催される代表的なフルマラソン、NAHAマラソンとOKINAWAマラソンを比較しました。

フルマラソンを年1回で走るという目標を立てています。

自分はタイムが5時間ちょいなので

なかなかいないと思いますが、「沖縄でマラソンを走りたい!」という方のなかで初マラソンで挑む方に見てほしい記事です。

フルマラソンを走るにあたってスタッフの方、沿道で応援してくれる方、コース周辺の住民の方の協力、交通規制に協力してくれた方に感謝です。


沖縄で開催されるマラソンは

本島中部を走る「OKINAWAマラソン」と

観光スポット国際通りを走る「NAHAマラソン」

離島の「石垣島マラソン」

絶景で有名なニライカナイ橋を走る「尚巴志ハーフマラソン」

などがあります。

今回は、参加人数の多い「NAHAマラソン」と「OKINAWAマラソン」を公式ホームページの記録を使って比較します。

「NAHAマラソン」は、第30回大会~第34回大会

「OKINAWAマラソン」は、第23回大会~第27大会

の記録をもとにして、5回前、4回前、3回前、前々回、前回としています

自分はどちらとも完走したことがあるので、その感想を最後に!

まずは、参加人数

参加人数

NAHAマラソンとOKINAWAマラソンの完走者数

圧倒的に、NAHAマラソンのほうが倍多いです

全国で行われる市民マラソンでも、上位5位には入るくらいの規模

次に、完走率

完走率

NAHAマラソンとOKINAWAマラソンの完走率

完走率は、OKINAWAマラソンのほうが高いですね
コースや開催月が違うのでそのへんも見比べてみないとよくわかりません。

コース

NAHAマラソンとOKINAWAマラソンのコース高低差 

見えにくかったらすいません。

上がNAHAマラソンで、下がOKINAWAマラソンです

高さはNAHAマラソンは下から「0, 20, 40, 60, 80, 100」でOKINAWAマラソンは下から「0, 25, 50, 75, 100」です

NAHAマラソンはハーフまでに上りが続いて、残りは下っていくようなコース

それに比べてOKINAWAマラソンは上り下りのセットが何回か続いて、上りつつ最後に一気に下るコース

気温・湿度

NAHAマラソンとOKINAWAマラソンの気温比較

NAHAマラソンとOKINAWAマラソンの湿度比較

 

NAHAマラソンは12月第1週の日曜、OKINAWAマラソンは2月第3週の日曜であり

気温はNAHAマラソンのほうが高いです。

ただこうやって見てもあまりよくわからないので、それぞれ完走率と組み合わせたグラフにしてみました。

それぞれ、左縦軸が完走率、右縦軸が気温・湿度です

NAHAマラソンの湿度と完走率の関係

NAHAマラソンの気温と完走率の関係

OKINAWAマラソンの湿度と完走率の関係

OKINAWAマラソンの気温と完走率の関係

NAHAマラソンは気温と完走率の関係がきれいに反比例していますが、OKINAWAマラソンは比例しているとは言えません。

気温が上がるときつそうなのはわかりますが、湿度はどういう関係があるのでしょうか?

調べてみると、湿度が低いと汗がすぐ乾燥して体温を下げてくれますが、湿度が高いと汗が乾燥しにくく、体温がなかなか下がらないので、きつく感じるらしいです。

ただ湿度と完走率のグラフを見てあまり、関係性が見えないので体感温度を導入してみたいと思います。

導入したのは、気温・湿度・風速を考慮したミスナールの式

風速は正確に分からないので、3.0m/sとして計算

NAHAマラソンの体感温度と完走率の関係

OKINAWAマラソンの体感温度と完走率の関係

NAHAマラソンは、体感温度と完走率がきれいに反比例して納得:)

しかし、OKINAWAマラソンは考察できません!!!
 気温・湿度・風速だけの体感温度の式では、足りず直射日光だったりコース自体が建物で囲まれていたりすることも考慮しないといけないのでしょうか

調べてみたいです!

それでは、感想です。

NAHAマラソンの感想

まずは、制限地点・競技中勧告時間とコースマップ

競技中止勧告は、車によるアナウンスで「このペースだと間に合わないので、歩道に上がってー」です。少し遅れてても大丈夫で、計測チップを回収されるまでゴールを目指すことはできます!

ただ制限は、少しでも遅れるとアウト….

NAHAマラソンのコースマップ
 http://www.naha-marathon.jp/course/index.html

12月の沖縄は気温・湿度が高いことは1番忘れてはなりません

また参加人数が多いということもあって、最後尾周辺でのスタートになるとスタートラインを切るまでに25分はかかります。

これが落とし穴で初マラソンとなると、だいたいは最後尾からのスタートで、最初の制限地点まで3時間15分で21.3kmと計算していたらだめです。

2時間50分で21.3kmと計算してください

もう一つの落とし穴が、序盤にやばいと思ってスピードを上げると、コースがハーフまではだいたい上りなので、あとから足に疲れがきます。

ハーフまでに少しある平坦とくだりでしっかり足を休めることが大事です

後半は下りだから、楽なのかといえばそうではありませんでした

参加人数に比べてコースが狭くて、後半になって歩く方が多いゾーンになるとあまりうまく前に進めません

自分は進みたいのに、進めないのは結構足がこたえます

 トイレも問題で、人数のわりに少ないので結構並んでました。

並びたくないならどこかのお店でかりるしか手がないです。

OKINAWAマラソンの感想

まずは、制限地点とコースマップ

NAHAマラソンのように中止勧告はありませんが、車によるアナウンスはあります。

OKINAWAマラソンのコースマップ

第29回おきなわマラソン【公式】
2024年2月18日(日)に開催される、第29回おきなわマラソン大会の公式サイトです。当サイトではコースマップ、エントリー情報などご覧いただけます。

 NAHAマラソンとの大きな違いは、スポンサーであるファミリーマートのトイレが借りれること、コースの幅が参加人数より広いことでしょうか。

特に基地の中の爽快感は文字におこせません。

スタートは、最後尾でも10分くらいたてばでれます

2月ということもあり、走りやすい気温・湿度ではあります

最初の平坦は気持ちよく走れますが、山道に入るさいに同じ気持ちで走ると絶対に最後まで持ちません。

アップダウンがあるとは言ってもNAHAマラソンほどアップが続くわけではありませんが、急なのでペースをどう調整するかが大事だと思います

自分のイメージでは、嘉手納基地の中を気持ちよく走れたら完走はできます。

嘉手納基地の中は、幅が広い、ゆったりくだり、ノリの良すぎる応援があってどんなに少しスピードを上げても疲れません。

落とし穴をあげるとしたら、最後の下り坂は気持ちよく走れません。

下りと思って、気持ちよく走れるという考えは大違いです

疲れた足に、急な下りほど、足がつりそうになる状況はないと思います(笑)

まとめ

最後に、「NAHAマラソン」「OKINAWAマラソン」両方で沿道の方々の応援はありがたいです。黒糖や塩、バナナ、おにぎり、沖縄そば、肉、ウイダー、塩分チャージ、パン、サーターアンダギー、スポーツドリンク、水、サロンパス、スプレーなど、自分は毎回助けてもらっています。

非常に申し訳ないと思うのがポイ捨てです。

給水所の紙コップやスポンジを全く違う場所に捨てる方や、自分で持ち込んだエネルギーゼリーのごみをそこらへんにポイ捨てする方がいるのが非常に心痛いです。ゴミ袋があるからそこに捨てましょう。後から、掃除するスタッフやコース周辺の方のことも考えて行動してほしいです

最後にもう一度。スタッフの方、沿道で応援してくれる方、コース周辺の住民の方の協力、交通規制に協力してくれた方に感謝です。
ちなみに私がフルマラソンの時にポケットに入れるエネルギージェルです。
10km毎に1個飲めば、とりあえず足がつることはないです。おすすめは梅味。
あまり持ちすぎてもただ重いだけです…….


それでは、またやーさい:)

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